23/05/29
jimu

第10回(2023年度)定時会員総会のご報告

2023年度第6回定時会員総会が行われ、第1号議案「2022年度事業報告並びに決算報告」と「2023年度事業計画並びに収支予算について」のご報告を行いました。
 
続いて特別講演では、第一部と第二部に分けて群馬県産業経済部様から「ぐんま未来産業アドバイザリーボード報告書について」と「群馬県の産業支援政策紹介」についてお話をいただきました。
 
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第一部
「ぐんま未来産業アドバイザリーボードについて」のご報告
群馬県産業政策課課長 熊谷様
 
「ぐんま未来産業アドバイザリーボード」とは、群馬県の産業の将来性と産業政策の方向性を総合的に検討する有識者会議のことで、令和4年10月から令和5年3月まで「デジタルイノベーション」「自動車産業」をテーマに、5回にわたり開催されました。
 
報告書によると、群馬県はこれまで長い間、製造業・自動車産業が経済を牽引してきたが1社あたりの売上額は2015年をピークに下降しており、生産性の向上や高付加価値化が不可欠とのこと。今後は、創業や事業承継支援など経営者に着目した施策を進めるとともに、MaaSやシェアライドなどのデジタルイノベーションを通じた自動車産業からモビリティ産業への転換、また、人財や企業が集まるエコシステムの構築やメディアやアートを組み込んだクリエイティブ産業を創出・発信するなどして群馬県の新たな産業政策モデルを生み出していきたいと総括しました。
 
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第二部
第一部の内容を受け、産業経済部 未来投資・デジタル産業課 スタートアップ推進室の中島様より、令和5年度に取り組む群馬県の産業政策の予算ならびに施策についてのお話を頂きました。
 
群馬県全体の当初予算としては今年度、ポストコロナ新時代創生として前年度比0.1%の増額を発表。新しい価値創造と経済発展を積極的に支援していくとのこと。未来投資・デジタル産業課としては、大きく分けて「デジタルイノベーション加速化事業」「スタートアップ支援」の2つの柱を推進。デジタルを活用した経営力強化支援、サービス産業振興、中小ものづくり企業のDX支援、スマートファクトリー創出支援などの各分野で企業の発展を積極的に支援していくとのことで、何かあれば気軽に相談してほしいと締めくくりました。
 
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