15/02/19
jimu

第6回事業創造講座が開催されました

2月18日(水)群馬ニュービジネス協議会 第6回事業創造講座が開催されました。
今回は日本大学経済学部教授 浅田 義久 氏をお招きし、
「遊びの経済学」と題し、遊びと価格と消費のメカニズムを様々な事例を通してご講演いただきました。

 

浅田先生の講演の中で、以下のようなことが話されました。
・アメリカと比べると低い日本の生産性
⇒生産性がアメリカと比べると勝っているのは金融と製造業の一部。
サービス業に至ってはアメリカの50%程。
顧客のデータベース化の遅れ、カード決済の導入の遅れ、また無銭飲食が結構多いことなどが原因とされている。
・そう言われると結構使われている差別価格
⇒同じ商品なのに価格が異なる。DVD、書籍…発売直後の価格は高いが、徐々に価格が下がる。
身近に販売されているものに導入されている。
・スシローのビックデータを活用した変革
⇒店舗に「回転すし総合管理システム」を導入し、1分後と15分後に必要な握りネタと数を常に予測。
産廃量を75%軽減させた。
・サービス産業の仕事は「コーディネーション」
⇒日本はアメリカなどと比べるとIT費用が高く、活用もされていない。
ITによってコーディネーションコストも下げられるはず。
・集積の経済
⇒ある程度嗜好舎が多くなると、集積の経済が成立し出し、ニッチ市場が生まれる。
消費者のサーチコストの低減によってさらに集積が進む。「群馬」という立地を考え、事業を考えよう。

 

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